農村フィールドワークの農家民泊プログラム開発を実施しました。

今回は、小山市内にある白鴎大学の未来創造ネットワークの学生さんが参加してくれました。
日程は、2019年7月4日(木)~5(金)の1泊2日です。

農村でのフィールドワークとは、地域を歩いて調査し、対話を通して歴史や文化、生活について学ぶ中で、コミュニケーション能力や課題発見・解決能力の向上を図りながら楽しんでもらうという内容です。

 

まず、白鴎大学の教室をお借りして生徒さんと農家さんの顔合わせをかねたオリエンテーションを行いました。
最初の顔合わせは、毎回独特の緊張感があります。

 

オリエンテーションが終わったら、さっそくグループごとに分かれてもらい、昼食をとりました。一緒にごはんを食べて、緊張はもうなくった感じです。運営の声が通らないくらい盛り上がってました。

集合写真を撮ったら、グループごとにフィールドワークをやる地域に移動です。

フィールドワークでは、受入家庭の方と参加者が交流をしながら地域の調査をしました。

「どうして鐘が木の上につけられているんですか」、「この地域には〇〇さんと□□さんが多いのは理由があるんですか」など参加者からの疑問を通して地域の文化を伝えながらコミュニケーションをとっていました。

また、別の地域では、渡良瀬遊水池の見に行き地域の歴史や文化を渡良瀬遊水池を通して伝えていました。その道中でコウノトリが真上に飛んでくるという嬉しいサプライズが起こり大騒ぎでした。

 

夜の交流の時間では、受入家庭と参加者は参加者の間でプライベートな部分の話もしており、打ち解けた雰囲気をとても感じました。

参加者からは、「何代も続く家系への思いや農村ならではの地域との関わり方など日常生活では絶対に聞けないような深い話を聞いて農泊の魅力を感じた。」との感想ももらい、楽しく話すだけでなく、農泊ならではの魅力を感じてもらえました。

 

2日目に大学に集まった際には、参加者から、「本当に楽しかった。知らないことばかりで視野が広がったように感じる。またやりたい。」など多くの声が寄せられました。
受入家庭からも、「楽しかった。あっという間だった。」などポジティブな意見が多く寄せられました。

フィールドワークで学んだことを発表する成果報告会も実施しました。
1泊2日の短い調整期間にも関わらず、生徒のみなさんは中身の濃い発表をしてくれました。

 

参加してくださった白鴎大学のみなさん、受入家庭として協力してくださったみなさん、ありがとうございました。

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